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mano fría

午後2時に魘されて目覚める。
居間のテーブルの上、子供が残した目玉焼きに醤油をかけて食べる。
熱い飯を噛むのに疲れを覚える。
何を忘れてしまったのかを忘れている。
溶けた脳が揺れていて、律動を追うこともできない。
物語の続きを書こう、そう思えばいいような気がしてくる。
妻と子が、近所の総合衣料店から帰ってくる。


ある女性を恣意にできなかったことへの悔い、に固執する。
そこに彼女との生活の夢想は一切入り込まない。
記憶の捏造を邪魔する現実に苛立っているのだ。
現実、とは女性の貌以外に、ないのである。
手の届く場所にあるものは、私を宥めることができない。
その手に時制はない。
ただ、冷えている。


一曲に収斂される時間を画定するのもこの手であることを、繰り返し忘れている。
触れることができるもの、ではなく、この手そのものが現実なのだ。
触れることができなかった過去の時間から連綿と続く別の今が、触れている今のすぐ裏で流れている。
その所為でいつも暗い顔をしているが、きっと私はこれからも、それに触れるためのことしか、しない。
  1. 2008/11/25(火) 01:39:25|
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この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。
あやふきことあるか。

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