スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

姑獲鳥

何処で何をしていようと、許し愛し続けざるをえない歌手に、沢田研二、世良公則、もんたよしのりがいる。


何処で何をしていようと、許し愛し続けざるをえない俳優に、石橋蓮司、寺田農、清水紘治がいる。


何を撮ろうと許し愛し続けざるをえない監督は、実相寺昭雄しかいない。


おそらくこれまでで最も多く観た邦画は、実相寺昭雄『悪徳の栄え』である。
デカダンスの濃度だけで云えば、インテリ学生独りの部屋で煮詰まった程度の濃さである。
だが、役者が違う、のだ。
役者が違う、以上の賛辞を私は知らない。


堤真一、永瀬正敏、阿部寛じゃ、実相寺に演出のしようがない。
原田知世は恋人に糞を喰わせることで有名だが、糞を喰わせることが芸の肥にはならないことを、悲しいほど澄んだ顔で露顕させている。


脚本もひどいが(マクロな抑揚をコントロールすることに、自覚がない。それだけだ)、そういう問題でもない。
京極夏彦本人は、ご満悦なのだろう。
一度南池袋で見かけた京極は、魁偉な容貌、というよりも水死体の巨大な陰惨さをレザーに包んだ、それは超然と気味の悪い男だったが、プロ作家、という妙なステータスを見事に纏っている点では今も何の変わりもない。


役者が違う、のだ。
それほどまで悲しいことは、またとない。



  1. 2007/06/13(水) 00:06:16|
  2. cine
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<MONA LISA OVERDRIVE | ホーム | Dirge>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://azulsangriento.blog84.fc2.com/tb.php/36-07f8c28f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)







soy


Aqui esta:
アスルサングリエント

Me llamo:
慈姑(クワイ)

A mi mismo:
この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。
あやふきことあるか。

twitter

hydlage reload

cronica

archivo

comentario

tb

buscar

calendario

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

conexion

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。