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幻の女

花瓶を買ったとする。
赤い花が映えそうな花瓶である。
近くの花屋に出向いて、赤い花を所望する。
ご予算は、と花屋の店子が訊く。
そこで「青天井」と低い声で応える男と、小滝橋通り沿いの居酒屋で呑んでいた。


未失の故意について、王国とシナリオについて、幻の女について、幻の女を愛せない男には暴力をふるうべきかについて、馬刺を喰いながら話した。


「馬刺が好きでな」
「うん」
「初めて会ったやつに『僕、馬刺好きなんです』いうてな」
「ん」
「それで実は俺が馬主だったらおもろないか? 馬刺用の馬。だから俺は馬主になりたい」


女の子と豊洲の映画館に行く以外には新宿を一歩も出ないその男と、20年付き合っていることを、初めてごく自然なことに思えた夜だった。


 


帰宅し、AmazonでBuck-Tickの「極東I love you」を買った。
明けて、妻と子供達と雑炊を食べ、図書館へ行った。



西村賢太「暗渠の宿」
金原ひとみ「オートフィクション」
車谷長吉「贋世捨人」

小島麻由美セクステット「Songs For Gentlemen」
Fela Anikulapo Kuti & Egypt 80「Underground System」

を借りてきた。


 


私はまだまだ眩暈を追うし、
幻の女を愛する。


 

  1. 2007/02/18(日) 23:29:40|
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