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Maria Medianoche


一万人が死んだ一つの事件があって、そこには一万人が死んだ一つの物語と一人が死んだ一万の物語が並行している。どちらにも、音楽はない。


一万人が死んだ一つの物語の前で、私は一万人の死と、死ななかった私の死と、死ななかった私の息子たちの死を、経験した。想像したのではない。経験したのだ。
死は現実という表層とは無縁だった。


一人が死んだ一万の物語の前で、私は沈黙した。
ハレの日々に浮き立つ衆愚と同じ目線に、否応なく立たされることだけが耐え難かった。


一万はおそらく二万以上だが、行方不明者の生存を信じることを、妄執とは云いたくない。
己の生存を信じることを、私は妄執と呼ぶ。
妄執のまま愛を希望を捏造するのが衆愚だ。


犠牲者は決して供犠ではない。
生き残った者が供犠とならなければならない。
未来の日本への、ではない。
ここにいながらここから外へ出ることへの供犠だ。


そしていつも供犠は猥褻でなければならない。
  1. 2011/03/27(日) 03:29:51|
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