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Pas Assez De Toi

彼女は私のことを「……さん」と、初めから下の名前で呼んだ。
眼のつくりと色合いが、或る幻に似ていた。

先々夜の、酔いつぶれた身体の重みと匂いは消え、輪郭のはっきりとした、幼くはないが本質的に「少女」である、奇妙な身体があった。
私はそれを凌辱する気にどうしてもなれなかった。

某有名スポーツ選手の恋人である話をしてから、「あ」と彼女は眼を丸くした。
これ、親にも友達にも話してないんです。なんでだろ。……さんにだけ話しちゃった。

或る幻と私とは、激しく交差して遠ざかった。
彼女は、触れることのできる未知であり、未知のまま遠ざかる身体だった。

独りで渡る泪橋の交差点で、求めて得られなかった時とも、求めて得られなかった記憶を求めている時とも違う、喉が細るような孤独がやってきた。

先々夜の彼女のように嘔吐してから、電車に乗って、眼を開けたまま眠った。
私の知らない私がのらくらと立ち上がり、電車を降りていった。
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  1. 2009/04/24(金) 01:38:46|
  2. diario
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soy


Aqui esta:
アスルサングリエント

Me llamo:
慈姑(クワイ)

A mi mismo:
この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。
あやふきことあるか。

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