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International Klein Blue

菅井は館内を見て廻った。一階はフロント、みやげ物売り場、大宴会場(食堂)、舞台、ゲーム・コーナー、ビア・ホール、化粧室、便所、更衣室、浴場(男)、浴場(女)。二階は中宴会場(食堂)、舞台、ゲーム・コーナー、カラオケ・ボックス、ヴィデオ・ルーム、リラックス・ルーム、軽食コーナー、便所、レスト・ルーム、マッサージ・ルーム、フェイシャル・コーナー。ゲーム・コーナーにはパチンコ台もあった。
―― 車谷長吉『忌中』

 


眼を奪われたい。見蕩れたいのではない。誰かの眼で、歩きたいのだ。



音大出の女性と北千住で泥酔した先週の金曜の夜は本当に愉しくて、帰ったら何か書こうと思ったが、書かなかった。
先週の木曜に大阪に日帰りした往復の新幹線で貴志祐介『青の炎』を読んでいて、昨年末に「味を感覚する器官は、全て隠れている」と書き送った女の子のことを思い出さなかったことも含めたメランコリを、書こうと思って、書かなかった。
先々週の土曜にスティーブン・キング×フランク・ダラボン『ミスト』とピート・トラヴィス『バンテージ・ポイント』を続けて観た夜に何か書こうとして書かなかった。
先々週の金曜に、ベトナムに発つ女の子と次男と三人で北区王子で過ごした昼のことも書かなかった。
先々週の月曜に名古屋のホテルで嘔吐と自慰を同時にしたことも書かなかった。
三週間前の土曜に渋谷から横浜に行ったことも、三週間前の木曜に恩人に報いられなかったことも、四週間前に群馬で大嘘をついたことも書かなかった。
正月が明けた週に何日か、バックギャモンのシミュレーションで徹夜したことも、誰にも愛されていないから誰も愛していないのだろう、と抽斗を開けて、紙巻を拵えたことも。
瑕をつけてしまった便所の壁に絵を飾りたい、という妻のために、ミレイのオフィーリアを額に入れて、独りで苦笑したことも。
Mさんの詩集のことも。



今日、電車の中吊りで見た、東尋坊に誘うJRの広告の女のストッキングの色は、インターナショナルクラインブルーだった。
azul sangrientoとは、domestic quai blueのことで、呪詛で洗練された色だ。



それだけ、今書く私のことを、書いている。



お久しぶりです。

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  1. 2009/02/03(火) 00:52:35|
  2. diario
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  4. | コメント:0







soy


Aqui esta:
アスルサングリエント

Me llamo:
慈姑(クワイ)

A mi mismo:
この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。
あやふきことあるか。

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