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Radiological Prostitute

くるぶし、という部位が身体のどこを指すのか、覚えられない。
足首の関節の内外両側に突起した骨、と云われれば、ああそうか、と触ってみたりもするのだが、さてまたくるぶしと聞くと、どこだかわからない。
足のあたりであることはわかるが、言葉を唱えながら触ってみても、実感が湧かないのである。

見ず知らずの女に嫉妬する、という遊びにかまけている。
決まって思い描くのは、見ず知らずの女が、欲しかった洋服や小物を手に入れ、嬉々として家路を急ぐヴィジョンだ。
どうしてか狂おしくなる。

毎朝の乾布摩擦で払拭されるような懊悩に似た懊悩に瞞着できるのは、夜とアルコールがあって、誰もいないからだ。

骨が透けて見えるのはわかっている。
わかっていて、肉を買いたい。
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  1. 2009/02/24(火) 01:23:14|
  2. diario
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little star

その後も本を買い続けている。
怯えている証拠だ。


怯えたところで今更しょうがないものに囲まれて生きている。
怯えるのは、気持がいいからだ。
快楽へ、緩慢に滑落するのが、好きなのだ。


幼稚園の発表会で、ウインドチャイムを弾く長男を見に行った。
「きらきら星」のドミナント(ソソファファミミレ)で鳴らすのだが、2コーラス目で入り損ねた。
帰りに待っていると、100点だった? と駆け寄ってきた。
夜に風呂で、ステージに上がるからには、間違いようがないところまで練習しなければならない、そうしていたとしても間違っては、100点にはならない、でも、落ち着いていたから、90点だ、と云った。
長男は頷いていたが、布団の中で妻に、父さんに100点をもらえなかった、と泣いたという。
翌朝、長男を叱った。
それを聞いていた妻が、あなたは来年から発表会に来ないでいい、と云った。
そうか、と私は云った。


長男に、ハーモニカをやるか、と訊くと、やるという。
棚をさぐると、ブルースハープが一本出てきた。
キーはDである。
4・5・6の穴で吸えば、Emだ、と教えた。


「へべれけに酔っ払いてえなあ。そうして何もかも打ち壊して見てえなあ」という、葉山嘉樹『セメント樽の中の手紙』の台詞が、以前からずっと大嫌いで、いまも嫌いである。


ディラン・トマス『真実の物語』のことばかり、最近思い出す。


給料日に焼酎の一升瓶を買って、本当に良かった。
  1. 2009/02/23(月) 03:06:04|
  2. diario
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Turquoise Hexagon Sun

だからあたしは花の真似をするのよ。
―― 魚喃キリコ『フラワ』


魚喃キリコの初期短編と、藤原薫『フェティッシュ』と、パトリック・マグラア『閉鎖病棟』と、高田純次の人生相談と、著者匿名『裸にされた花嫁』と、馳星周の不夜城完結編を買ってきて、読んで過ごした。

昼に何かを食べるとビールが欲しくなり、昼にビールを呑むと眠ってしまう。
妻はそれが嫌いだと云う。

中毒することに中毒することで忙しくて、人と会う、ということが、想像つかない。
私は何かを大きく勘違いしていて、それを認める暇がないと思っている。

女の子の体臭を煮詰めた点に点で接して、深呼吸したい。
肉を裂いても、中にはぬらぬらと、現実しかないんだ。

  1. 2009/02/16(月) 01:04:20|
  2. diario
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Was ist ist

外付けのハードディスクを買ったので、ポルノ動画を女優別にカテゴライズしたら、案の定、性的な対象として思わなくなった。
それでも酒を呑みながら、一晩に一人ずつ眺めている。
華奢で腰が鈍重そうな子ばかり求めている。


部屋で飲む酒は小正酒造の『小鶴 くろ』と決めている。
最も虹彩を麻痺させてくれるからだ。


外へ出ると春というより初夏の陽気で、求めて得られない女とのセックスのあとで歩いた新大久保で嗅いだ空気の色と温度は、これに近かったと思った。
アスファルトの匂いが変わるでしょ、と彼女は云った。
雪が蒸発する匂いを、彼女に教えてやれる気がしていた。


深夜、またPerfumeのライブ映像を凝視していた。
序盤のあーちゃんの動きがかたいことに初めて気付いた。
かしゆかが私のトランキライザーだ。


豆腐は豆から出来ていると長男に教えたら、椅子から落ちるほど驚いていた。
風呂の中で綺麗なお姉さんの話をしていて、小声で、綺麗なお姉さんは一人残らず、鬼なんだぞ、と教えたが、豆腐ほどには驚かなかった。


ボウルズ『シェルタリング・スカイ』と横光利一の作品集と川上弘美『センセイの鞄』を、3冊で264円で買って帰った。


奥歯以外、私から生えた歯ではない口中を、舌でなぞりながら――


――
  1. 2009/02/14(土) 23:29:34|
  2. diario
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ビグルモア

「どうしてクロエを死なせたのですか」とコランはきいた。
「あまりしつこく言うなよ」とイエスは言った。「もうやめたら……」
 彼は鋲釘にとめられていながらもっと楽な姿勢になろうとした。
「クロエはあんなにもやさしかった」とコランは言った。「けっして悪いことは、考えも、行いもしたことはなかった」
「それは宗教とはなんの関係もないことだ」とイエスはあくびしながらつぶやいた。

――ボリス・ヴィアン『日々の泡』



スカイシアターのゴーオンジャーショーで見たのは杉本有美の大腿ではなく貌だった。
若さを喪ったところを見たい、と思った。

アマゾンからクーポンメールが届いたので、藤枝静男『悲しいだけ/欣求浄土』とJ・G・バラード『時の声』を買った。

近所の中古屋で20円で売っていた嘉村礒多『業苦/崖の下』を買った。

『エルフェンリート』というアニメを夜通し見ていた。
脚本がひどすぎ、苦手な画だが、これはきっと、本当に悲しい物語だ。

来月の誕生日に、クローネンバーグの『クラッシュ』のDVDを買って欲しい、と姉にメールした。

  1. 2009/02/13(金) 01:16:33|
  2. diario
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Cirujano

父親が若い頃に着ていた黒いタートルネックが送られてきて、仕舞ったまま忘れていた。
作務衣を探すために開けた箪笥の奥から見つけて着てみると、おそろしく上質な布地であることに気付く。
着たまま寝室に行くと、妻の香水が置いてあったので、振りかけた。
部屋に還ると、記憶の靄が香る。
以前の恋人がつけていた香水を妻に贈ったことを、私はまだ思い出していない。



昭和40~50年代歌謡曲のオムニバスと、boards of canadaの1stと、沢田研二のベスト盤と、ROVOの最新作と、BATTLES『MIRRORED』と、マイルスのBitches Blewをツタヤで借りてきた。
音楽以上の興奮剤、催淫剤、覚醒剤、麻酔はない。
にも関わらず音楽に中毒できないのは、私が生活を送っているからだ。
私は生活が嫌いだ。



閉所と高所が異常に好きなのは、生活と離れていられるからだ。
金持ちになろうと思えないのは、金持ちがすることは生活しかないからだ。
蝸牛のように交わる昼夜は、閉所や高所に居るのと変わらない。
蝸牛のように交わる昼夜を買う金がほしい。



BS2『ER』、日本テレビ『銭ゲバ』、『妄想姉妹』、テレビ朝日『特命係長 只野仁』、テレビ東京『おねがいマスカット』を毎週録画予約しているのだが、殆どを放送時間に見ている。



長男も次男も妻とばかり風呂に入りたがるので、父さんも誰かと風呂に入りたいな、と云うと、じゃあ渋谷のお姉さんと一緒に入ればいいじゃん、と長男が云う。
あのお姉さんには断られてるんだよ、と云うと、そっか、と云う。



プレイステーション2を頂いたので、『The 外科医』というゲームを買ってきた。
虫垂炎の手術に成功した。
次の休日に製薬会社の女性営業とデートすることになった。
第二病棟へ行きたいのだが、迷っている。






■ 冴えたチンピラコメントがないので、承認制にしました。知遇の方には申し訳ない。
  1. 2009/02/07(土) 23:44:42|
  2. diario
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International Klein Blue

菅井は館内を見て廻った。一階はフロント、みやげ物売り場、大宴会場(食堂)、舞台、ゲーム・コーナー、ビア・ホール、化粧室、便所、更衣室、浴場(男)、浴場(女)。二階は中宴会場(食堂)、舞台、ゲーム・コーナー、カラオケ・ボックス、ヴィデオ・ルーム、リラックス・ルーム、軽食コーナー、便所、レスト・ルーム、マッサージ・ルーム、フェイシャル・コーナー。ゲーム・コーナーにはパチンコ台もあった。
―― 車谷長吉『忌中』

 


眼を奪われたい。見蕩れたいのではない。誰かの眼で、歩きたいのだ。



音大出の女性と北千住で泥酔した先週の金曜の夜は本当に愉しくて、帰ったら何か書こうと思ったが、書かなかった。
先週の木曜に大阪に日帰りした往復の新幹線で貴志祐介『青の炎』を読んでいて、昨年末に「味を感覚する器官は、全て隠れている」と書き送った女の子のことを思い出さなかったことも含めたメランコリを、書こうと思って、書かなかった。
先々週の土曜にスティーブン・キング×フランク・ダラボン『ミスト』とピート・トラヴィス『バンテージ・ポイント』を続けて観た夜に何か書こうとして書かなかった。
先々週の金曜に、ベトナムに発つ女の子と次男と三人で北区王子で過ごした昼のことも書かなかった。
先々週の月曜に名古屋のホテルで嘔吐と自慰を同時にしたことも書かなかった。
三週間前の土曜に渋谷から横浜に行ったことも、三週間前の木曜に恩人に報いられなかったことも、四週間前に群馬で大嘘をついたことも書かなかった。
正月が明けた週に何日か、バックギャモンのシミュレーションで徹夜したことも、誰にも愛されていないから誰も愛していないのだろう、と抽斗を開けて、紙巻を拵えたことも。
瑕をつけてしまった便所の壁に絵を飾りたい、という妻のために、ミレイのオフィーリアを額に入れて、独りで苦笑したことも。
Mさんの詩集のことも。



今日、電車の中吊りで見た、東尋坊に誘うJRの広告の女のストッキングの色は、インターナショナルクラインブルーだった。
azul sangrientoとは、domestic quai blueのことで、呪詛で洗練された色だ。



それだけ、今書く私のことを、書いている。



お久しぶりです。

  1. 2009/02/03(火) 00:52:35|
  2. diario
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soy


Aqui esta:
アスルサングリエント

Me llamo:
慈姑(クワイ)

A mi mismo:
この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。
あやふきことあるか。

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