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静かな吹雪だけが

しばらく会社に来ない、貌と四肢が美しい同僚の女性が、妊娠している、という噂を聞いて、食べ物が喉を通らなくなってから38時間経つ。
一度も口をきいたことのない彼女のことを、私は呪っていたのだと知った。


妊娠と出産は、女性の身体が毀れて再生する過程だと思っていて、再生した身体を抱くのが好きだった、と云う私はここに居ない。
彼女の身体を毀したのが私ではない、という事実にのみ打たれ、喉が渇いている。腱が浮き上がってくる。


耳が聞こえなくなったら吹雪の街で暮らしたい、とふと思った。
彼女の腹の中で白刃を振り回す己の口許が見えた。
大宮で吸った麻の味を鮮明に思い出した。
リラックスして、と囁く声を、カメラ越しに、見ている。


■本

漫画『ザ・ワールド・イズ・マイン』を数年ぶりに再読。
世界の実相、という架空がグロテスクに在る。
新井英樹のロマンス感が好きだ。

罪と罰は、後半、スヴィドリガイロフの台詞ばかり反芻していた。
気が付いたら、読み終えていなかった。

エルロイ『わが母なる暗黒』を少しずつ読んでいる。

車谷長吉『忌中』は渇して読み酷薄に手放す、を繰り返している。


■音楽

上田現を思い出したのは『追悼のざわめき』がきっかけだ。
思い出してから何ヶ月も経て、思い出した頃に死んでいたのを知った。
近所の中古量販店でレピッシュ『make』を購入。
短三度は、泣くべき響きなのだ。

「The Mars Volta」と「菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール」と「65DaysOfStatic」をヘビーローテーション。

衝撃を受けてから17年経って初めて頭脳警察『戦慄のプレリュード』の音を拾った。

リズムから、ベースから、鼻唄から、Eのリディアンスケール一発、から、どこから初めても、作曲に失敗し続けている。
私は失敗に瞞着するのが得意なので、なるべく突飛に過ごそう、としても喧嘩腰になるばかりで、途方にくれていたのは、彼女の妊娠を知る前のことだ。


■映画

『モジュレーション』を何度か観た。



誰かを孕ませたい。
と私が私に囁いている。
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  1. 2008/11/21(金) 01:12:33|
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この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。
あやふきことあるか。

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