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あなたがなりたいあなたは私の中にある

笛なら吹けるよ 太鼓も叩くよ
ねえ あの唄を教えてよ
ダンスは下手だよ でも懸命に踊るよ
ねえ あのステップを教えてよ

レピッシュ『ハーメルン』



穂花’S 顔面騎乗スペシャル」というDVDがあれば、120分本当に幸福でいられるだろう。
幸福な120分間が欲しいのではなく、窒息したいのだ。


電車の中で化粧をしている女の子の手鏡の背に、「強き者とはくじけぬ者ではなく、くじけても尚立ち上がる者だ コグマ」と書いてあった。
コグマの云うとおりだと思った。


彼女は妊娠5ヶ月だと云った。
すっと好きでさ、と云うと、ありがとうございます、と大袈裟に笑ってくれた。


『魅力は私の欲望を掻き立てる何かではなく、私の欲望そのもののことです。それは私の中にはない。他者にあるだけです。』
先日の日記にトラックバックしてくださった『坂のある非風景』のMさんが、他の方へ対して書かれていた言葉



彼女は私の欲望そのものとして去っていく。


とても、贅沢だ。

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  1. 2008/11/28(金) 01:30:30|
  2. diario
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影を踏む沓

量の中にしか含まれない質。
と、目覚めしなに呟いたらしい。
淫夢の記憶はない。
後から意味を持たせる必要のない言葉だ、と思いながらシャツを着て、半年振りに眼鏡をかけて出掛けた。


アナ・ムグラリスの貌をした、渋谷の居酒屋の店員を一目見たとき、奇跡だと思った。
背と尻が薄い。
小鼻の形が少し歪だ。
肘が細い。
声が低かったら、また呪うところだった。


駅に埋没したコンビニエンスストアの店員は、メイクが過剰な10代の女の子で、おそろしく品と知性が溢れていて、いつも見蕩れてしまう。
彼女の全ての器官を想像しながら、立ったまま眠っている。


オープンのハイハットを叩き、踏む。
叩き、踏む。
Bm△7がバラバラに鳴っている。
6小節目にだけFが混ざる。


負けの決まった賭けをすることで少しの安らぎを得た。
安らぐことをもう少し大事にできれば、己の怠惰に慌てずに済むのだろう。


同じ湯に浸かった女の匂いが、己の肩口からした。


一目惚れをすると毛筆でラブレターを書く松葉杖の男と阿佐ヶ谷で飲みたい。


追うならまず吉祥寺ではないのか。
と、池袋と鶯谷を通過するたびに思い出し、思い出すたびに忘れている。


昨夜から今夜にかけて、6本のビデオをダウンロードした。
女性器は見過ぎたら胸焼けするが、二日酔いにはならない。


二日酔いが嫌いだ。
  1. 2008/11/26(水) 03:04:23|
  2. diario
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mano fría

午後2時に魘されて目覚める。
居間のテーブルの上、子供が残した目玉焼きに醤油をかけて食べる。
熱い飯を噛むのに疲れを覚える。
何を忘れてしまったのかを忘れている。
溶けた脳が揺れていて、律動を追うこともできない。
物語の続きを書こう、そう思えばいいような気がしてくる。
妻と子が、近所の総合衣料店から帰ってくる。


ある女性を恣意にできなかったことへの悔い、に固執する。
そこに彼女との生活の夢想は一切入り込まない。
記憶の捏造を邪魔する現実に苛立っているのだ。
現実、とは女性の貌以外に、ないのである。
手の届く場所にあるものは、私を宥めることができない。
その手に時制はない。
ただ、冷えている。


一曲に収斂される時間を画定するのもこの手であることを、繰り返し忘れている。
触れることができるもの、ではなく、この手そのものが現実なのだ。
触れることができなかった過去の時間から連綿と続く別の今が、触れている今のすぐ裏で流れている。
その所為でいつも暗い顔をしているが、きっと私はこれからも、それに触れるためのことしか、しない。
  1. 2008/11/25(火) 01:39:25|
  2. diario
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静かな吹雪だけが

しばらく会社に来ない、貌と四肢が美しい同僚の女性が、妊娠している、という噂を聞いて、食べ物が喉を通らなくなってから38時間経つ。
一度も口をきいたことのない彼女のことを、私は呪っていたのだと知った。


妊娠と出産は、女性の身体が毀れて再生する過程だと思っていて、再生した身体を抱くのが好きだった、と云う私はここに居ない。
彼女の身体を毀したのが私ではない、という事実にのみ打たれ、喉が渇いている。腱が浮き上がってくる。


耳が聞こえなくなったら吹雪の街で暮らしたい、とふと思った。
彼女の腹の中で白刃を振り回す己の口許が見えた。
大宮で吸った麻の味を鮮明に思い出した。
リラックスして、と囁く声を、カメラ越しに、見ている。


■本

漫画『ザ・ワールド・イズ・マイン』を数年ぶりに再読。
世界の実相、という架空がグロテスクに在る。
新井英樹のロマンス感が好きだ。

罪と罰は、後半、スヴィドリガイロフの台詞ばかり反芻していた。
気が付いたら、読み終えていなかった。

エルロイ『わが母なる暗黒』を少しずつ読んでいる。

車谷長吉『忌中』は渇して読み酷薄に手放す、を繰り返している。


■音楽

上田現を思い出したのは『追悼のざわめき』がきっかけだ。
思い出してから何ヶ月も経て、思い出した頃に死んでいたのを知った。
近所の中古量販店でレピッシュ『make』を購入。
短三度は、泣くべき響きなのだ。

「The Mars Volta」と「菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール」と「65DaysOfStatic」をヘビーローテーション。

衝撃を受けてから17年経って初めて頭脳警察『戦慄のプレリュード』の音を拾った。

リズムから、ベースから、鼻唄から、Eのリディアンスケール一発、から、どこから初めても、作曲に失敗し続けている。
私は失敗に瞞着するのが得意なので、なるべく突飛に過ごそう、としても喧嘩腰になるばかりで、途方にくれていたのは、彼女の妊娠を知る前のことだ。


■映画

『モジュレーション』を何度か観た。



誰かを孕ませたい。
と私が私に囁いている。
  1. 2008/11/21(金) 01:12:33|
  2. diario
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Cyanide Breath Mint

空中紳士、という音楽家から聞いた言葉を、よく思い出す。
「女の顔は必ずどこか醜い」と「女の身体はあったかくて震えてて小さくて犬みたいだ」という、二言が、折に触れて意識に浮かぶ。
それらは享楽がセンスに直結し、それを制御する能力に長けた彼を端的に示す言葉でもなんでもないのだが、彼にしか吐けない言葉であるような気がして、少し嬉しくなるのだ。

密室があって、女の匂いがあった。
だがその密室に私は居たから、密室の密さも匂いも、私のものではなくなっている。
過去の私が触れて加工したものにいま触れると、時が経過したことによる違和の他に、気味の悪さを覚える。
私は私以外を知らない。
違う、私は、私から発せられた以外の「言葉」を知らないのだ。
思い出しても、忘れても、私は私が漉した言葉以外を、受け止めていない。
それが当たり前のことだとは、どうしても思えず、それを絶対的に肯定する、帰依すべき私が居ないのが今夜だ。
麻は切れていて、酒は水の苦さがある。

小学生の頃に初めて書いた小説は、「骨」という題だった。
近所の印刷工場の名がプレプリントされたメモ帳に書いた。
関節毎に肉が溶けて骨になっていく奇病に冒された主人公と、ロボットのように献身的な少女との会話が小説の全てだった。
四肢が完全に骨になったときの息苦しさを表すために苦心した記憶がある。
完全に骨になった後、温度が残り、冷めていくのを少女が見ている場面で終わる。
その時の少女の心情は、大人になったらわかるだろうか、と思っていたが、全く、わからない。
少女は、ロボットではないのだ。

骨になるまで誰かの肉をしゃぶりたい。
そこに私は居なくて済む。
拒まれたときに、私が戻ってくるのだ。
ああまたか、と、悟ったような顔をして。

寺山修司に、「お前、芸人なのか。芸術家だろう」と云われたと、三上寛がどこかで書いていた。
芸術家たらんとすることが、10代の私の、大きなテーマだった。
とにかく芸人になって女の子にもててなるべく多くセックスがしたい、と13年後の私が思っている。
それは破綻を含んでいるからこそ、やらなければならないことなのだ。
私がきちんと破綻すれば、それなりの悪夢が残る。

それが多分、ロックンロールだ。
  1. 2008/11/03(月) 02:50:12|
  2. diario
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soy


Aqui esta:
アスルサングリエント

Me llamo:
慈姑(クワイ)

A mi mismo:
この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。
あやふきことあるか。

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