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Vermicide

数日前から、机の端に1973年11月号の美術手帖が静かにある。
キリコとジャコメッティの特集が組まれている目次を見て、まるで俺が買ったものだ、と思う。
己が生まれる前の雑誌を己が買っていて、持っていて、見ている、という中に含まれる複数の時制が、そのものとして捻転している。
表紙が、村岡三郎だ、と気付いたが、買った記憶が、どの時点にあるのかわからない。


しばらく女性器を触ったり嗅いだりしていないので、どんどん女性器が架空になる。
大きな創だ、と思って、それは誰かに云われたことに違いないと思い、そう云った女性のことがあまり好きになれなかった気がして、その記憶も、私が生きている証拠だと思う。


あるいは――
あるいは、を私は恥じている。


眩暈の手触りを遺失していて、どこに電話をすればいいのかわからない。


追う己を、追っている獣的な、女が見ている。
土に褪せた髪が腰まで伸びている。
牙の奥を呼吸する。
噎せている。
噛まれている。
それは誰の、俺か。


年長の友人とも同級の友人とも年少の友人ともうまく遊べず、皆が遊んでいるときに、椅子を引いて、座った、と話す長男と、何時間もテレビを見た。
片付けのチャイムが鳴って、椅子から降り、押して終う長男の背を、見ている。


耳鼻科に行ったほうがいい、きっとひどい蓄膿だと思う、だってゴミ箱から、精液みたいな匂いがするもの、と妻に云われた。
だから、耳鼻科に行こうと思う。


いま手元に10万円あれば、俺は己を己に帰さずに済むのに、と思わずに済ませるために、楽器と時間と、記憶がある。


10年ぶりに読み返した「罪と罰」はたまらなくポップで気持よく、1ヶ月ぶりに開いた鈴木杏里の日記に、肘をついて笑った。
ぬりかべも見事。


久しぶり。
何度目かの再開です。

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  1. 2008/10/22(水) 02:04:16|
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  4. | コメント:0







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この夜、凶なきか。
日の暮れに鳥の叫ぶ、数声殷きあり。
深更に魘さるるか。
あやふきことあるか。

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