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Te Veel

諦めに行こう
人魚の信者の船で
人の世は赤い太古の噴火のエコー
Love you ホラ吹き
夢も見れたはずに
お土産は吹き矢 バスの駅から放つ


『サイボーグ』P-MODEL

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羽田へ向かうために日比谷線から都営浅草線に乗り換える人形町駅の通路に貼ってあった、GREEN PARK RESIDENCEという分譲マンションのポスターの前で立ち止まり、頭の奥が滲んでいく感覚に眼を閉じていた。
理想の貌なのだと、網膜の残像をピクセルに分解しながら、シートに背を凭せ、離陸の快感に息を合わせていると、あの女の貌へと、緩慢に再構成されていく。
似ているのだ。
架空なのだ。
空は一色の、吐き気がするほど不透明なブルーだった。


それ以降は、吉野公佳のことだけを考えていた。
美しい貌の女へ、時間が、私の外で流れている憂鬱に、指先と肋骨が痺れていた。
騒動の背後にあるのがどんな事情であれ、それは全く興味のない現実である。
美しい貌の女のために棒に振る人生以上に価値のあるものなどないと思っている私を、私は完全に正しいと思っている。
だから私は金が欲しくて、有名になりたい。


(斜向かいの人妻が美人だ、とここで何回も記しているが、彼女は吉野公佳にそっくりなのである。それに伴う絶望に裏打ちされた興奮もあるにはあるが、薄い笑いで流されるべきもののように思っている)


妻と子らは妻の妹夫妻と共に海水浴に出掛けた。
私は冬の海を見て死にたくなる私や他者を勝手に大事に思っているので、夏の海で躁ぐすべを知らない。
そもそも不衛生さへの苛立ちが先に立ってしまうので、それを払拭しようとすることで疲れ果ててしまう。
水着の女性は、性的ではない。
何らかの絶望的な要素があれば、ビーチで絶望するためだけに、私は海へ向かうだろう。
何もかも、中途半端だとしか思えないのである。


(海での長男は、子供の天真さで浮き足立っているらしいのだが、次男は足に砂が付く不快感を押し殺しながら、ただじっと海を見ているそうだ。海を見ているところを見るな、と妻に云ったが、おそらく通じていない)


エフェクターの調整をしながら、6000曲からランダムで流して、弦と手の馴染みを確かめ、確かめるのに飽きて苛めはじめている、午後。


啜れるものが手元に幾つもあって、全身が汗ばんでいる。

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  1. 2008/08/15(金) 14:31:15|
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  4. | コメント:2







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